子どもの自己コントロール力協会

【どうして勉強が必要なの?】

『2019.2.2の相談〜どうして勉強が必要なの?』

子どもの頃、
「どうして勉強しなくちゃならないの?」
という疑問をもっていた方がいるのではないでしょうか。私もそのように思っていましたし、教員時代も、子どもからこの質問をされていました。

この疑問は、なぜ勉強が必要なのかがわからないまま、
「やりなさい」
「やるべきだ」
と押し付けられるから出てくるものですね。

《親子の会話例》
(子)ああ、もう宿題やだ。お母さん、なんで勉強しなくちゃならないの?
(大人)いきなり深い質問しないでよ。心の準備ができてないじゃん。
(子)お母さんも子どもの時、そう思わなかった?
(大人)思った思った。でも、もし勉強してなかったら、何にもわからなくて困っただろうなと思う。
(子)例えば?
(大人)字や言葉の意味や計算の仕方がわからないと日常生活のあちこちで困ると思うな。
(子)そうかー。野球の細かいルールも理解できないかもしれないね。
(大人)うん。後で何が役にたつかわかんないけど、わかんないうちはとりあえず勉強しといたら?
(子)うん。とりあえず、だから全力投球で宿題しなくてもいい?

私は、勉強というのは、人類を進歩させるために必要なものだと考えています。人類が進歩するためには一人一人が成長していくことが必要で、そのために勉強をするのだと思うのです。
その勉強は、個人の個性に合わせたものが最適なので、現在日本の学校で教えている授業内容、授業方法でなくても良いと思います。

学ぶというのは本来楽しいことのはずなのに、
「どうして勉強しなくちゃならないの?」
という疑問が出てくるのは、決められたルールに従って学校に行き、決められた授業を受けるべきだという、世間の常識への疑問なのではないでしょうか。

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