〔自然災害への備えを〕
収束していかない被害
台風19号の被害状況が毎日のように報道されています。
我が家ではテレビを観ないので、私は最初、Facebookでその状況を知りました。
今回の台風で亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
また、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
台風も地震も考えて
自然災害はどこで起きても怖いものですが、今回の台風は首都圏を襲ったということで、大型台風が来ることを想定して対策をしている九州地区ではあまり聞かない課題がたくさん出てきたようです。
洪水、浸水、高波、土砂等の災害、そして建物の倒壊、停電、交通遮断による被害……。
台風だけでなく、地震等も想定して、たくさんの対策が必要になりそうです。
人間の血が通うように
今回の台風に関わって問題になっているのが避難所の受け入れのことです。
路上生活者、旅行者の受け入れがされない場所があったということで、「決まりごと」を判断基準にする柔軟性のなさに驚きました。
ロボットであれば設定された条件の通りに動くのかもしれませんが、人間が対応していてこれか、「生命が何よりも大切」と子供達に教える立場の大人が何をしているんだ、と思います。
想定以上の大災害でたくさんの避難者の対応をする中、混乱して判断を誤ったのかもしれませんが、避難所のあり方にも見直しが必要です。
被害にさらされると心的ストレスが
私は避難所生活はしたことがありませんが、台風による停電や断水、建物に閉じ込められるということは、セブに住んでいた時代によく経験しました。
周りに人がいれば不安は多少軽減されましたが、外の情報が入ってこない、どことも連絡が取れないというのは、本当に怖いことです。
電気がない生活の不便さにもストレスがたまります。
ゲストがいた場合は、いつになったら帰れるのだろうと、先の見えない不安も感じます。
蓄えていた食料や水が、だんだん残り少なくなっていくのも心配です。
慣れない避難所での生活で、年配の方や障害を抱えた方、病気の方や幼い子供達がどのように過ごしているのか、想像するだけでも胸が痛みます。
避難所の環境も問題視されていますが、自衛隊の方々も、ひどい環境の中で救助等にたずさわっていることを今回知りました。
トイレがなくて困っている状況、寝具がないまま睡眠をとっている状況も今後どうしていくのか。
とにかく課題が山盛りです。
今回、どのような人たちがどのようなことで大変な目に遭ったのか、しっかり調査をして今後に活かしていきたいものです。
最後になりましたが、普段とは違う生活を余儀なくされている方々が、一刻も早く元の生活に戻れますよう、お祈り申し上げます。
あなたは自然災害にどのように備えますか?