【LGBTについて知っていますか?】

〔男女共同参画社会の進み具合は〕

良い映画にふれて

先日、隣の筑後市で開催された、男女共同参画推進事業の映画鑑賞会に参加しました。
内容は、LGBTや家庭問題を扱った『彼らが本気で編むときは、』です。

ストーリーについては省きますがとても感動的な映画で、家族のあり方やLGBTについて考える良いきっかけになるので、ぜひ多くの方に鑑賞して欲しいと思います。

おいしいおむすび

LGBTは女性同性愛者(レズビアン)、男性同性愛者(ゲイ)、両性愛者(バイセクシュアル)、トランスジェンダーを表す言葉。これらに共通するのは、これまで深刻な差別や迫害を受けてきたこと、それが偏見のために長く問題視されて来なかったことでしょうか。
海外では宗教上の理由からこれを認めないところもあるようですが、日本では違法にはなっていません。
ただ、同性婚を認めていないのは、G7の中では日本のみになりました。

その中で、渋谷区、世田谷区では、同性カップルを『結婚に相当する関係』と認める『パートナーシップ証明書』等を発行しています。

また、LGBTの社内コミュニティを提供している企業や、社内規定で同性婚を認める会社も出てきました。
こういう流れにのって、自分はLGBTだと公言する人が増えてきたように思います。

結婚

まだまだ不足

それでも、就職、結婚の際に困っている人はまだまだいますし、普段の生活でも不便を感じている人がいるでしょう。
保険等の制度も追いついていません。
現在、日本の学校教育にはLGBTに関する内容は含まれていませんが、実際に自分の性に違和感をもち、困っている子供がいます。

私が教員だった時代、最初は児童名簿は男女別で、名簿に限らずなんでも男子が先でした。
1999年に男女共同参画基本法が制定され、2001年には東京で児童の混合名簿が提案されました。それでも学校では男女別になっていることが多く、例えば性同一性障がいを抱えた子供がいる場合は、各学校が個別に対応している状況です。

今回の映画でも、学校でからかわれたり、体育の授業で困っていたりする場面が出てきました。
性に関してだけでなく、世の中には様々な人がいて誰もが貴重な必要な存在であることや、「普通」「当たり前」という言葉で一括りにするのは時代遅れだということを、学校でも伝えていきたいものだと思います。

まずは、私たちがLGBT等のことを知り、理解し、考え、だれもが自分らしく生きられる社会をつくっていきたいものですね。

あなたはLGBTについて、どれくらいのことを知っていますか?

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