『2019.3.24の相談〜どんな習い事をしたらいい?』
教員時代、習い事というのは家庭の教育態度を見事に映し出しているなと感じました。
1週間ぎっしりと習い事、少年団、塾の予定が入っている子の保護者は教育熱心で、学校の成績にもとてもこだわっていました。
一方、習い事などをしたくても親が許してくれなかった子の家庭は放任で、服を着替えてこないなど、生活面で色々と問題がありました。
どちらも子どものやりたいことより、親の思いや都合を優先させている家庭でした。
《親子の会話例》
(大人)今日、Aちゃんのお母さんと話したんだけど、Aちゃん、塾と、英会話と、パソコン教室と、水泳に通ってるんだって。
(子)知ってる。いっつも「めんどくさい」「課題が多くてゆっくりできない」って愚痴ってるもん。
(大人)好きで通ってるんじゃないんだー。
(子)水泳は好きだし、英会話は楽しいこともあるみたい。でも、塾とパソコン教室は嫌だって言ってたよ。
(大人)嫌ならやめられないのかな。
(子)僕もそう言ったんだけど、「塾やめるなら水泳にも行かせない」ってお母さんに言われたって。
(大人)わあ、大変だ。あなたは好きな野球に集中できて幸せでしょ。
(子)うん!野球やらせてくれてありがとうね。毎日の洗濯や休日の弁当づくり、応援、感謝してます!
もちろん、送迎の必要や月謝の額など、家庭の事情で困難なことはあると思います。
そんな場合は、子どもにもしっかり事情を話し、無料や低額の体験イベントに参加するということも考えられます。インターネット上には、動画で色々なことを教えてくれるサイトもあるので、探してみるのも良いでしょう。
いずれにしても、大事なのは子どもの
「やってみたい!」
という好奇心です。できれば興味のあることに挑戦させてあげて、
「これが好き!」
「もっと上手になりたい」
ということを見つけてもらいたいものですね。
そこにお子さんの才能を活かせる場があるのではないかと思います。
メルマガ【幸せ言葉教育】の申込はこちらから