子どもの自己コントロール力協会

【宇宙飛行士になるのは無理?】

宇宙飛行士になりたいのにみんな無理だって言う

『2019.2.16の相談〜宇宙飛行士になるのは無理?』

確かに、宇宙飛行士になるのはとても難しいことかもしれません。でも、無理などということはありません。
小さな町工場でロケットをつくってしまった植松努さんをご存知でしょうか?子どもの頃から周りの大人たちに
「どうせ無理」
と言われ続け、それでも諦めずに夢を叶えてロケットをつくり、夢を諦めないことの大切さを語り伝えてくれています。

私も教員を辞めてセブに行く時には、たくさんのドリームキラー(夢や目標を邪魔する人)に会いました。でも諦めなくて良かったと思っています。
例えそれが愛情からくる心配の言葉だったとしても、たくさんの可能性を秘めたお子さんに、
「無理」
という言葉を投げかけないでほしいなと思います。

 

《親子の会話例》
(子)今日ね、A君とけんかしちゃった。
(大人)珍しいね。何が原因?
(子)だってA君が、メジャーリーグに行くなんて無理って言うんだもん。
(大人)あなたの将来のことがA君にわかるわけないんだから、気にすることないじゃん。
(子)そうなんだけど、やっぱり自分でもどこかで無理かなって思ってるから腹たつんだろうね。
(大人)お、鋭い分析。でも、無理なんてことないよ。途中で夢が変わることはあるかもしれないけどね。
(子)うん。怪我しちゃったり、野球を続けるお金がなくなったりね。
(大人)もしそういうことがあっても、それまで努力したことは無駄にはならないと思うよ。
(子)お母さん、珍しく良いこと言うねー。なんか元気でてきた。ありがとう!

 

いつでも大人の方が正しいとは限りませんが、
「無理」
と言われ続けていると、可能なことも不可能に思えてきてしまいますね。けれども自分は自分。自分の夢に関しては、人の言うことを気にする必要はありません。

ただ、
「無理」
と言っている人には、
「大きな夢をもって、叶えられなかった時かわいそう」
とか、
「堅実な夢をもって、安定した生活を手に入れてほしい」
という気持ちがあると思うので、感謝はしたいものです。
感謝はするけれど、気にはしなくて良いです。

万が一、宇宙飛行士になれなくても、宇宙に興味関心をもち続けて学んでいれば、他のことに活かせる日が来るかもしれません。それは誰にもわかりません。
自分の将来はやってくるものではなくて、自分でつくっていくものです。ぜひ夢をもち続けましょう。

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